ぺんぎんクリニック
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  • 院長 中條 進
  • 〒735-0006 広島県安芸郡府中町本町1-4-12
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動脈硬化と自律神経のコントロール

 コラムに書かなければいけないことがまだたくさんある(書く予定の内容を無視して)のにここに来ました。つきつめて考えると生活習慣病は動脈硬化に起因する脳梗塞、心筋梗塞、そして動脈硬化時に情報が十分伝わらないがん(仮にがんができたにしてもそのことが血液、あるいはリンパの流れを介してがんの情報が伝わらなければ、ゆっくりと成長して行けます)も結局は動脈硬化による血液、あるいはリンパの流れが悪くなることに基づいています。腎不全も腎動脈の動脈硬化に影響されます。このため動脈硬化の予防は大切で、総コレステロールあるいはLDL-コレステロールが高い場合には、油の多い食事を減らし、適度な運動をし、それでもだめなるコレステロールの吸収を抑えたり、コレステロールをさげる薬を飲む必要があります。このことと車の両輪的に自律神経のコントロール、特に交感神経の過敏状態はコントロールする必要があります。なぜなら動脈硬化のない血管でも交感神経の過敏状態になると血管は閉まるからです。このため血管を細くする動脈硬化の予防と血管を閉める自律神経のコントロールは車の両輪のごとくこれをコントロールしないといけないことになります。自律神経のコントロールは寝る前にまず、風呂に椅子を持ち込み服を着たまま足を湯につけます。そうして20~30分すると額に汗をかき始めますので、この時点で普通に風呂に入るとぐっすりと眠れます。リラックスすればいいとか言いますが、できないからこういう状態なっているのでまず物理的に体を改善することから始めましょう。